12月になり、お世話になっている患者さんにカレンダーと屠蘇散をお配りしています。
屠蘇散は中国三国時代に華陀という名医が十数種の薬草を調合して、お酒に浸して飲んだのが始まりといわれています。
邪気を屠り、魂を蘇らせるところから『屠蘇』と名ずけられ、年の初めにこれを服する時は年中の災厄を避け、福寿を招くと伝えられています。
大晦日の夜、中袋より屠蘇散を取り出し、180mlのお酒に一夜冷たく浸しておき元旦に、雑煮を祝う前に年少者より順次、新年の縁起と長寿を祈念して召し上がるようです。
Posted by すいれん堂薬局 at 18:12
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